正直なところ、レンタルと購入はどちらがお得なのか?
無線機・トランシーバーを使用したいとき、レンタルするか、購入するかで迷うという方も多いでしょう。ここでは、レンタルと購入それぞれのメリットとデメリットを比較しながら、どちらがお得なのかを解説していきます。
レンタルのメリット・デメリット
■レンタルのメリット
レンタルの一番のメリットは、コストが安いということです。無線機・トランシーバーを購入する場合、高いものだと数万円~数十万円するものもあります。
必要な台数すべてを購入するとなると、かなりの値段になりますよね。レンタルであれば1日使用3,000~5,000円程度で済みますので、導入コストを抑えることができますし、メンテナンス費用もかかりません。
また、無線機・トランシーバーは、機種によって機能が異なります。そのため、レンタルであれば用途に合わせて色々な機種を使い分けられるというメリットもあります。
■レンタルのデメリット
レンタルのデメリットとしては、無線機・トランシーバーが急遽必要になった場合、すぐに用意できるとは限らないという点が挙げられます。当日の申し込みに対応できない業者もありますし、そもそも業者に在庫が残っていなければレンタルすることはできません。
また、業者はどんどん新しい機種を追加しますので、毎回同じ機種が借りられるとは限りません。ですから、レンタルするたびに使ったことのない機種の操作に慣れなければならないというデメリットもあります。
購入のメリット・デメリット
■購入のメリット
購入のメリットは、いつでも使えるという点です。レンタルと違い、急遽必要になった場合でも慌てずに済みます。一度使い方を覚えて慣れてしまえば、その都度使い方を覚えるという手間もかかりません。
また、長期的に、繰り返し使用する場合は、購入したほうがコストがかからないかもしれません。いくら1回のレンタル料金が安くても、2年、3年・・・と長期的に使い続ける場合は、当然費用もかさんでしまいます。
■購入のデメリット
購入の一番のデメリットは、値段が高いということです。繰り返しになりますが、必要な台数をすべて購入するとなると、非常に高額になります。上述したように、長期的な使用が前提であれば購入するほうがコストパフォーマンス的にはいいかもしれませんが、まとまった金額を用意しなければならないことには変わりありません。
また、イヤホンやバッテリーのような消耗品の買い替えなど、メンテナンス費用もかかってしまいます。場合によっては、定期的に新しい機種に買い替える必要があるかもしれませんし、保管場所も確保しなくてはなりません。さらに、紛失や盗難に備えて保険に加入する必要も出てくるでしょう。
まとめ
無線機・トランシーバーをレンタルする場合と購入する場合、それぞれのメリット・デメリットをまとめました。
長期的な使用が前提であれば購入してしまったほうがお得になる可能性が高いですが、メンテナンスや買い替えなど購入後もコストがかかることを考えると、レンタルするほうがコストも手間もかからないため、お得と言えるでしょう。