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【無線機/トランシーバー】宿泊施設のおすすめ機種・メーカーや機能などを徹底解説

公開日:2020/04/01  最終更新日:2020/10/01

宿泊施設では顧客に満足してもらうため、様々な工夫をしていますが、最近では無線機・トランシーバーを使うところも増えてきました。そこでこちらでは、ホテルや旅館などで無線機・トランシーバーを使用することのメリットを考えると共に、実際に自分の宿泊施設で機器を使用する際に考慮したい機能を説明していきます。

機種GDR4800GDR3500TCP-D551VXD450RIC-DPR7
商品名GDR4800GDR3500TCP-D551VXD450RIC-DPR7
メーカーモトローラ(MOTOROLA)モトローラ(MOTOROLA)JVCケンウッド(JVC KENWOOD)スタンダード(STANDARD)アイコム(ICOM)
種別 デジタル簡易無線登録局 デジタル簡易無線登録局 デジタル簡易無線登録局 デジタル簡易無線登録局 デジタル簡易無線登録局
免許登録申請あり登録申請あり登録申請あり登録申請あり登録申請あり
出力 5W 5W 5W ※1Wにも切替可 5W 5W
距離 市街地1km程度、郊外2km程度、障害物なし見通し10km以上 市街地1km程度、郊外2km程度、障害物なし見通し10km以上 市街地1km程度、郊外2km程度、障害物なし見通し10km以上 市街地1km程度、郊外2km程度、障害物なし見通し10km以上 市街地1km程度、郊外2km程度、障害物なし見通し10km以上
防水
防塵
防水:IPX7
防塵:IP6X
防水:IPX7
防塵:IP6X
防水:IPX7
防塵:IP6X
防水:IPX7
防塵:IP6X
防水:IPX7
防塵:IP6X
寸法リチウムイオン電池MLB-001装着時
高さ:96mm
幅:56mm
奥行:41mm

リチウムイオン電池MLB-002装着時
高さ:96mm幅:56mm奥行:37.5mm
高さ:98mm
幅:56mm
奥行:45mm
リチウムイオンバッテリーKNB-74L装着時
高さ:92mm
幅:56mm
奥行:24.6mm

リチウムイオンバッテリーKNB-75L装着時
高さ:92mm
幅:56mm
奥行:29.4mm

リチウムイオンバッテリーKNB-76L装着時
高さ:92mm
幅:56mm
奥行:32.8mm
高さ:96mm
幅:56mm
奥行:39mm
高さ:92mm
幅:56mm
奥行き:29mm
重さMLB-001 装着:約310g
MLB-002 装着:約270g
335gリチウムイオンバッテリーKNB-74L装着時:約222g
リチウムイオンバッテリーKNB-75L装着時:約254g
リチウムイオンバッテリーKNB-76L装着時:約279g
280g230g

宿泊施設で機器を使用するメリットから必要な機能を考える

ホテルや旅館のサービスを提供するのに大切なのは、リアルタイムの情報です。必要な情報をいち早くつかみ、必要な人に伝えることで、お客様を待たせることなく必要としているサービスが提供できます。そのツールとして最近取り入れられているのが、無線機・トランシーバーです。

無線機・トランシーバーを使用すると、用件を伝えるために担当の係の方を探したり、会いに行く手間が省けます。さらには一斉に情報を共有することができるため、情報が伝わっていないことによるサービスの低下が避けられます。このような積み重ねにより、お客様とのコミュニケーションを大切にしつつ、フロントや客室係、厨房など様々な部署との連携が取れるため、スピーディーにタイミングよくサービスを提供することが可能になります。

無線機・トランシーバーですが、威力を発揮するのは特に非常時です。予期せぬ災害などで停電などが発生すると、スマートフォンや携帯電話がつながらなくなることがあります。

非常時にはお客様の安全を確保することが大切ですが、情報が共有できていないとそれが難しくなる危険性があります。その点、無線機・トランシーバーであれば、停電時などでも使用できるため心配がありません。無線機・トランシーバーを使用して避難誘導なども的確に行えますし、迅速かつ適切な指示を全員に通達することが可能です。

宿泊施設で使用する際に考慮したい機能

ホテルや旅館などで無線機・トランシーバーを使用する場合には、通常の使用と比べて、いくつかの点を慎重に考慮する必要があります。

まずは、宿泊施設の規模と電波との関係です。コンパクトなホテルや旅館であれば問題なく使うことができても、大型のホテルなどでは出力などの関係で隅々まで電波が届かない場合があり、使用する場所によって使えたり使えなかったりという差が出てしまいます。ですが、通信範囲により無線機の免許申請が必要になる場合がありますから、できれば免許申請が必要ない範囲での頃合いを見計らった導入が求められます。

また、ホテルや旅館の廊下など騒音があるところで使用することを想定して、ノイズキャンセリングなどの機能があるかどうかを考慮することも必要でしょう。ノイズキャンセリング機能がついていれば、騒音の中でも快適に会話ができますし、音質が良いので通達事項が伝わらない危険性を排除できます。

さらに、機器の大きさや重さも考慮することが大切です。スーツやユニホームなどをきちんと着ても、機器が大きすぎて膨らんでしまうと、お客様の視線はそちらに行きがちです。加えて、女性のスタッフが多い現場でもあるため、軽量化が図られている機器の導入も考慮すべき点です。スタッフの負担が増して、肝心なお客様へのサービスが低下してしまうとしたら本末転倒です。

宿泊施設で機器のレンタルと購入でのメリットの比較

ホテルや旅館などで無線機・トランシーバーを導入する際に、購入するかレンタルするかで、それぞれメリット・デメリットがあります。

購入のメリットのひとつは、いつでも自由に使用できることです。いつも使用している使い慣れた製品を利用できるので、機器の操作に手間取ることはありませんし、特に長期で使用する場合には購入したほうが、コストが安くなる傾向にあります。

その反面、デメリットは初期費用が高くつくことです。特にホテルや旅館で使用しようとする場合、台数が多くなりがちのため、必要台数を一括で購入する場合には負担が大きくなります。また、使用頻度が高くなれば、メンテナンスにかかる費用も見積もることが必要ですし、盗難や破損に備えて保険に入ることも検討することが必要です。

レンタルする際のデメリットですが、機器が必要になった場合に用意することが難しい場合がある点です。在庫の関係もありますし、機器が進歩していくことで、使い慣れた機種をレンタルできない場合も発生します。

ですが、レンタルのメリットは、特に初期コストが抑えられることでしょう。日々のメンテナンス費用がかからないこともポイントです。新規導入や機器の入れ替えの際などに自分の宿泊施設に合う無線機・トランシーバーかどうか見極めたいときには、レンタルすることで様々な機種の性能を試すことができるのも良い点です。

 

宿泊施設で無線機・トランシーバーを使用すると、サービスの質やスピードを上げることができるメリットがあります。そのためには、宿泊施設の規模や使用状況に合わせた機器の導入がカギになります。機器を購入すると長期的にはコストが抑えられますが、レンタルすると初期費用が抑えられたり、機器の選定を行うのに便利です。

宿泊施設におすすめの機種・メーカーの特徴

ここまで建設業向けのトランシーバーの選び方について、ご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

宿泊施設での利用目的は、スタッフ間の連絡や情報共有・緊急対応等があります。他にも夜間の巡回時に使われる場合もあります。

選ぶ基準としては、規模に応じた通信範囲であること・ノイズキャンセリング機能があること・軽量であることが挙げられます。またスーツを着用しての勤務になることから、コンパクトでスリムな機種が特におすすめできます。

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