無線機レンタル・トランシーバー・インカムのレンタル業者比較

無線機・トランシーバーは家族間でも役に立つ?使用するメリットとは

公開日:2023/06/15  最終更新日:2023/05/25

現在のコミュニケーションツールはスマホが一般的です。とはいえ、状況によってはスマホではなく、無線機やトランシーバーのほうが活用しやすい場合もあります。この記事では無線機・トランシーバーを家族間で使用するメリットや活用場面について解説していきます。興味がある方はぜひご一読ください。

無線機・トランシーバーは家族間でも使える

無線機・トランシーバーといえば、主に仕事で使う機器だと想像する方が大半でしょう。しかし無線機は決して仕事上だけに使用するものではありません。たとえばトランシーバーは子ども向けに開発された機種も数多くあり、見た目もおもちゃのようにデフォルメされた機器から、可愛らしくデザインされたものまで、多彩な商品が販売されています。

とはいえ現在のコミュニケーションはスマホが一般的であり、小学生の30~40%はスマホで連絡しているとされているのです。このように聞くと「無線機に一体どんな価値があるのか」と疑問に思うかも知れませんが、無線機・トランシーバーにはスマホにはない独自のメリットもあります。

家族間で無線機・トランシーバー利用するメリット

それでは無線機・トランシーバーにはどのようなメリットがあるのでしょうか?具体的には以下のメリットが挙げられます。

操作が簡単

無線機・トランシーバーは通話に特化した機器であり、通話方法も通話ボタンを押すだけというシンプルな仕組みになっています。一方、スマホは「メニューから通話コマンドを選ぶ→話す相手を選ぶ→通話ボタンを選ぶ」とさまざまな操作を行わなければなりません。つまり素早く連絡を取りたい場合であればスマホではなく、無線機・トランシーバーが優位となるわけです。

一度に複数の人と通話できる

無線機は同じチャンネルに接続していれば端末同士でリアルタイムの通話が可能となっており、スムーズに情報交換が行えます。スマホもアプリを使えば同時通話が可能ですが、前述したように操作手順が複雑で、人によっては面倒に感じるかも知れません。

何よりスマホは1対1の会話が前提に設計されているため、この点は無線機・トランシーバーならではの強みといえるでしょう。ちなみに同時通話が活用できる機会には、後述するキャンプやスキーといったレジャーのほか、災害時の緊急連絡手段といったケースが挙げられます。

通話料が無料である

スマホの場合、どれほど格安プランを選ぼうとも毎月の基本料金が発生します。しかし、無線機・トランシーバーは一度購入さえすれば、後はいくら通話しようがお金が発生することはありません

コストを抑えるためにはキッズ携帯という手段もありますが、キッズ携帯はそもそも同キャリアでないと契約できなかったり、使用が制限されたり、といった欠点を抱えています。

なお、無線機の使用には届け出の提出が必要なものの、通信エリアは1km~5kmと幅広くさまざまなケースで使えます。一方、トランシーバーは届け出の必要のないものの、通信エリアは500mほどと狭いことが欠点です。

とはいえ中には1km以上電波の届く機器もありますので、トランシーバーを検討する際には通信距離を充分に確認しておきましょう。

こんなときに無線機・トランシーバーがあると便利

ここでは家族間で無線機・トランシーバーが活用できる場面について解説していきます。

レジャー全般

無線機・トランシーバーはキャンプ・ハイキング・登山・スキーといったレジャー全般には非常に頼りになる存在です。たとえばキャンプやスキーの場合、家族全員常にまとまって行動するというのは考えにくく、子どもがひとりで遊びに行ったり、大人は離れたところで休んでいたりすることもあるでしょう。

そんなときに無線機があれば、すぐに連絡が取れるため、互いの状況もすぐに把握できます。とくにレジャー施設は山間部という電波が届かない場所に位置していることも多く、スマホでの連絡は不利です。しかし、無線機は通信エリア内ならどこでも通話可能のため、安心して使用できます。

非常時の連絡手段

無線機・トランシーバーは非常時の連絡手段としても有効です。たとえば大地震の際にはスマホの場合、回線に人が殺到して通信障害が起きやすくなるほか、電波を介する基地局が倒壊すると復旧まで通話やネットなど、あらゆる通信手段が使えなくなってしまいます。

しかし、無線機はネット回線ではなく本体の電話を介して通話する仕組みなので、通信障害が発生しても問題なく使用できるのです。何より緊急時には互いの安否と頻繁な情報交換が求められるため、いざという時の連絡手段としてはうってつけの存在でしょう。

子どもの見守り用として

無線機・トランシーバーはレジャーや緊急時の連絡手段のほか、子どもの見守り用としても使えます。たとえば外に遊びに行くときから留守番、迷子防止、防犯用などさまざまなケースで使えるのです。

何より子どもスマホをもたせる場合、ゲームや動画視聴などさまざまな操作ができる理由から、スマホ依存症に陥ることを不安視する方も多いでしょう。ほかにもSNSによるいじめやトラブルなど、スマホは適切に活用できなければさまざまな問題を引き起こす恐れもあります。

しかし、無線機は通話のみに焦点が当てられているため、スマホ依存症の心配はない上、余計な操作をしてトラブルを引き起こす恐れもありません

まとめ

無線機・トランシーバーは仕事で使うイメージがあるものの、それ以外の用途でも使えるケースは多々あります。たとえばキャンプや登山などレジャーにおいてはスマホだと圏外で通信できない恐れがあるのに対し、無線機は通信エリア内であればいつでも話すことができ、一度に複数の人と話せるため、リアルタイムで情報交換を行うには最適なツールです。

また、ネット回線に頼らないという特性上、災害時に頼れるツールとして近年認知されつつあります。このように無線機・トランシーバーはスマホにはない独自のメリットも存在しているのです。

おすすめ関連記事

サイト内検索
無線機レンタルコラム