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【無線機/トランシーバー】イベント業におすすめ機種・メーカーや機能などを徹底解説

公開日:2020/03/15  最終更新日:2020/10/01

イベント業で絶対欠かせない機械と言えば、無線機・トランシーバーです。イベント場所は大阪城ホールや東京ドーム、京セラドーム、埼玉スーパーアリーナなど大規模な場所で行われる事が多々あります。

今回そんな時に役に立つ無線機・トランシーバーをご紹介します。

機種IP500HIP501HIP502HGDR4800GDR3500TCP-D551UBZ-M31FTH-107MS50
商品名IP500HIP501HIP502HGDR4800GDR3500TCP-D551UBZ-M31
デミトスミニ(DEMITOSSmini)シリーズ
FTH-107MS50
メーカーアイコム(ICOM)アイコム(ICOM)アイコム(ICOM)モトローラ(MOTOROLA)モトローラ(MOTOROLA)JVCケンウッド(JVC KENWOOD)JVCケンウッド(JVC KENWOOD)スタンダード(STANDARD)モトローラ(MOTOROLA)
種別IP無線機IP無線機IP無線機 デジタル簡易無線登録局 デジタル簡易無線登録局 デジタル簡易無線登録局特定小電力トランシーバー特定小電力トランシーバー特定小電力トランシーバー
免許免許・資格不要免許・資格不要免許・資格不要登録申請あり登録申請あり登録申請あり免許・資格不要 免許・資格不要免許・資格不要
出力--- 5W 5W 5W ※1Wにも切替可10mW
1mW(中継装置モードの1~18ch設定時のみ有効)
10mW(0.01W) 10mW(0.01W)
距離au携帯電話(4GLTE回線)の全国au携帯電話(4GLTE回線)の全国、または、docomo (3G/LTE回線内)日本国内のau 4G LTE回線、docomo 3G/LTE回線のエリア内 市街地1km程度、郊外2km程度、障害物なし見通し10km以上 市街地1km程度、郊外2km程度、障害物なし見通し10km以上 市街地1km程度、郊外2km程度、障害物なし見通し10km以上市街地屋外300m程度、郊外500m程度、障害物なし見通し1km以上市街地屋外300m程度、郊外500m程度、障害物なし見通し1km以上 市街地屋外300m程度、郊外500m程度、障害物なし見通し1km以上
防水
防塵
防水:IPX7
防塵:IP6X
防水:IPX7
防塵:IP6X
防水:IPX7
防塵:IP6X
防水:IPX7
防塵:IP6X
防水:IPX7
防塵:IP6X
防水:IPX7
防塵:IP6X
防水:IPX4
防塵:IP5X
防水:IPX5
防塵:-
防水:IPX4
防塵:-
寸法高さ:95mm
幅:59mm
奥行:26mm
高さ:95
幅:59mm
奥行:26mm
高さ:95mm
幅:59mm
奥行:32mm
リチウムイオン電池MLB-001装着時
高さ:96mm
幅:56mm
奥行:41mm

リチウムイオン電池MLB-002装着時
高さ:96mm幅:56mm奥行:37.5mm
高さ:98mm
幅:56mm
奥行:45mm
リチウムイオンバッテリーKNB-74L装着時
高さ:92mm
幅:56mm
奥行:24.6mm

リチウムイオンバッテリーKNB-75L装着時
高さ:92mm
幅:56mm
奥行:29.4mm

リチウムイオンバッテリーKNB-76L装着時
高さ:92mm
幅:56mm
奥行:32.8mm
高さ:79.9mm
幅:47mm
奥行:22mm
高さ:95mm
幅:54mm
奥行:24.7mm
リチウムイオン電池パック使用
高さ:100mm
幅:55mm
奥行:19.8mm

アルカリ単3乾電池使用時
高さ:100mm
幅:55mm
奥行:26mm
重さ約205g約205g約240gMLB-001 装着:約310g
MLB-002 装着:約270g
335gリチウムイオンバッテリーKNB-74L装着時:約222g
リチウムイオンバッテリーKNB-75L装着時:約254g
リチウムイオンバッテリーKNB-76L装着時:約279g
約110g約136gリチウムイオン電池装着時
約120g

アルカリ単3乾電池2本装着時
約156g

広範囲で使える無線機・トランシーバー

まず初めに、大規模な会場や複数のフロアで使用する際に最適な高出力デジタル簡易無線機・トランシーバーを2つ紹介します。1つ目は、MiT7000です。重さ約204g薄型軽量にも関わらず5Wという高出力です。無線機使用時は、会社で免許申請が必要ですが、個人で資格をもつ必要性はありません。電波通信距離は、市街地で1kmほど障害物なしで10km以上可能です。音声はノイズキャンセリング機能が付いているため雑音を排除しクリアな音を聞くことができます。さらに、イヤホンマイクなどのアクセサリー装着可能かつ防水機能もついていますので急に雨が降っても問題ありません。同じ5wの無線機・トランシーバーのなかでも電波の飛びがよいおすすめの一品です。

2つ目は、TCP-D251Cで重さ約218g、薄さ24,6mmという小型軽量タイプ、世界最小と言われています。電波通信は市街地では1km程度、障害物なしで10kmです。この無線機は1Wに変更することが可能で、バッテリー消費を抑えるecoバッテリーセーブ機能がついています。

音声は、無線機を製造している会社が音響メーカーならではの高音質で、騒音が大きい会場などでも綺麗に音を聞き取ることができます。もちろん、イヤホンマイクなどのアクセサリー装着可能ですし、防水機能もついています。

どちらも無線機・トランシーバーのレンタルショップで取り扱っています。

同時通話で指示できる無線機・トランシーバー

次にイベントや同時通訳を受ける際に、最適な無線機ガイドシステム付きの無線機を2つ紹介します。 1つ目は、RD-760-Kです。無線機使用時は免許をもつ必要はありません。電波通信は50〜100mとやや短いですが、大きいイベント会場、等間隔ぐらいでスタッフを配置するかたちでは最適なトランシーバーです。電池は、単3アルカリ乾電池2本で14時間持続可能です。

また、イヤホンマイクなどのアクセサリー装着可能ですし、防水機能もついています。この無線機のポイントは、送信機一台に対して受信機の制限がないところです。複数名に指示を出したい時に便利です。さらに、回転式耳掛けイヤホンの骨伝導イヤホンが付属しており、騒音が激しい環境でも使用可能です。

2つ目は、RD-M750-Dです。無線機使用時は免許をもつ必要はありません。電波通信は、50〜100mです。音声はノイズキャンセリングが付いています。イヤホンマイクなどのアクセサリーも装着可能です。この無線機のポイントは、単3アルカリ乾電池2本で約32時間使える電池の持ちと、同時通訳などで送信者の音声を受信者に一斉に送信する事ができるガイドシステムがついています。さらに、12chまで対応できるため、12グループにわけて無線機を使うことも可能です。こちらの2点を取り扱う無線機レンタル屋は少ないので見つかりにくいかもしれません。

電話回線を使った無線機・トランシーバー

最後に、大規模なイベントや遠方の別会場との通信ができるau、docomoのエリア内なら日本全国でつかえる無線機です。携帯を使いたくないけど携帯と同じ役割ができる機能を兼ね備えた無線機がいいという方はこの2つがおすすめです。

1つ目は、IP500Hで、この無線機使用時は免許なども必要ありません。電波通信はauの回線を使っていて、防水機能も搭載してます。電池容量は10時間です。他の無線機と同じで、イヤホンマイクなどのアクセサリーをつけることができます。この無線機のポイントは、GPS機能が付いているのでスマートフォンに無線機を登録しておくと現在地がわかるようになっている点と、音声通信機能が個人とグループの2種類が使えます。

2つ目は、IP501Hで、こちらも無線機使用時は免許などは必要ありません。電波通信はauとdocomoの2社の回線を使っています。電池容量は10時間で、防水機能やアクセサリー装着も可能です。この無線機のポイントは4GLTE回線を使っているので会場はもちろん、地下などの通常無線機の電波が入りにくい会場でも通信可能なのと、ハンズフリーで話せるので、何かをしながらでも多人数で通話をすることができます。

どちらも無線機レンタルショップで取り扱いしているものですが、場所によっては取り扱っていない場合もあるので、インターネットでレンタルすることをおすすめします。

 

今回はイベント業で使いやすい無線機を紹介しました。無線機にたくさんのメーカーがあり、それぞれ特徴や機能が違います。どれを使うか悩んだら、実際に使って決めるのがおすすめです。自分たちの目的に合った無線機を選んでください。

警備業におすすめの機種・メーカーの特徴

ここまでイベント向けのトランシーバーの選び方について、ご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

イベントでの利用目的は、スタッフ間の状況連絡・グループ管理・会場の状態共有・交通誘導・車両誘導などが挙げられます。

選ぶ基準としては、通信範囲が広いもの・同時通話ができるもの・電話回線が使えるものが良いでしょう。

会場の規模に応じて、IP無線やデジタル無線機を選ぶとより良いでしょう。

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