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【無線機/トランシーバー】設備工事業におすすめ機種・メーカーや機能などを徹底解説

公開日:2020/04/15  最終更新日:2020/10/01

設備工事業の場合には、無線機・トランシーバーの利用が必要だということもあるでしょう。しかしレンタルを利用しようと思っても、どのような基準で無線機・トランシーバーを選べばいいのかわからないという方も多くいます。実は選ぶときのポイントには、複数の点があげられます。

機種GDR4800GDR3500TCP-D551VXD450RIC-DPR7
商品名GDR4800GDR3500TCP-D551VXD450RIC-DPR7
メーカーモトローラ(MOTOROLA)モトローラ(MOTOROLA)JVCケンウッド(JVC KENWOOD)スタンダード(STANDARD)アイコム(ICOM)
種別 デジタル簡易無線登録局 デジタル簡易無線登録局 デジタル簡易無線登録局 デジタル簡易無線登録局 デジタル簡易無線登録局
免許登録申請あり登録申請あり登録申請あり登録申請あり登録申請あり
出力 5W 5W 5W ※1Wにも切替可 5W 5W
距離 市街地1km程度、郊外2km程度、障害物なし見通し10km以上 市街地1km程度、郊外2km程度、障害物なし見通し10km以上 市街地1km程度、郊外2km程度、障害物なし見通し10km以上 市街地1km程度、郊外2km程度、障害物なし見通し10km以上 市街地1km程度、郊外2km程度、障害物なし見通し10km以上
防水
防塵
防水:IPX7
防塵:IP6X
防水:IPX7
防塵:IP6X
防水:IPX7
防塵:IP6X
防水:IPX7
防塵:IP6X
防水:IPX7
防塵:IP6X
寸法リチウムイオン電池MLB-001装着時
高さ:96mm
幅:56mm
奥行:41mm

リチウムイオン電池MLB-002装着時
高さ:96mm幅:56mm奥行:37.5mm
高さ:98mm
幅:56mm
奥行:45mm
リチウムイオンバッテリーKNB-74L装着時
高さ:92mm
幅:56mm
奥行:24.6mm

リチウムイオンバッテリーKNB-75L装着時
高さ:92mm
幅:56mm
奥行:29.4mm

リチウムイオンバッテリーKNB-76L装着時
高さ:92mm
幅:56mm
奥行:32.8mm
高さ:96mm
幅:56mm
奥行:39mm
高さ:92mm
幅:56mm
奥行き:29mm
重さMLB-001 装着:約310g
MLB-002 装着:約270g
335gリチウムイオンバッテリーKNB-74L装着時:約222g
リチウムイオンバッテリーKNB-75L装着時:約254g
リチウムイオンバッテリーKNB-76L装着時:約279g
280g230g

まずは通信距離をチェックしてみよう!

設備工事業で無線機・トランシーバーが必要だといっても、状況に応じて必要な通信距離には違いが見られます。そのためレンタルで利用したいと考えているのであれば、最初に必要な通信距離をチェックしておきましょう。

距離の問題の確認を怠ると、借りてから思っていたよりも距離が遠くて通信できないなどのトラブルが起きてしまうかもしれません。100~300m程度の比較的近い距離で使用するときに向いているのが、特定小電力トランシーバーです。小規模なイベントや、レストランなどの場合であれば、このタイプが選ばれるケースが多くなっています。

一方で大規模なイベントの設置工事を行うときには、1㎞ほどの距離の通信が必要になることもあります。1~3㎞ほどの中距離の通信をしたいなら、デジタル簡易無線が選ばれることが多いです。また3㎞以上の距離で通信が必要な場合には、携帯電話網を利用したIP無線機が使われることもあります。同時通話が必要な工事現場、さらには距離が長いマラソン大会などの場面で活用しましょう。

このように通信距離に応じて、必要な無線機・トランシーバーには違いが見られます。使うシチュエーションや距離を考慮したうえで、どのようなタイプが適しているのか考えていくことが大切です。イベントなどの会場の広さを事前に確認しておくことも、検討するときのポイントです。

メーカーごとに検討することも大切!

無線機・トランシーバーをレンタルしたいというときには、どのようなメーカーがあるのか押さえておくことも欠かせません。同じ無線機などのメーカーといっても、実はさまざまな特徴の違いが見られます。特徴の違いを把握しておくことで、状況に合ったものを選べることにつながります。

例えば無線機・トランシーバーを使いたいという設備工事業の方でも、初めて使う方が多いということもあるでしょう。そのようなときには、初めて無線機を使う人でも扱いやすい機種のメーカーを選ぶのも間違いないでしょう。

一方で無線通信を行うときに、音質にこだわりたいというケースも見られます。音質にこだわりたいときには、オーディオ機器メーカーとしても有名なところの無線機をレンタルするという選択肢もあります。

ほかにも品質や耐久性など、どのような特徴を持っているかはメーカーの無線機ごとに異なります。使うときにどのような点を重視したいのかという点を考慮して、メーカーにも注目するようにしましょう。

実際にレンタルしたい機種選びで迷ったら、メーカー別の評判を参考にしてみましょう。料金だけで選ぶことも可能ですが、評判も含めて検討することでコストパフォーマンスの高いものが借りられるかもしれません。使用する際の状況に応じて、適切な選択ができるように考えていくことも忘れないようにしましょう。

使う状況を考えて選ぶことも忘れずに!

設備工事業の方の中には、屋内ではなく屋外で無線機・トランシーバーを利用したいというケースも見られます。特に屋外で使用するときには、防水や防塵機能がついているかどうかもポイントです。工事現場など埃っぽい場所や雨天時での作業の可能性がある場合には、防水や防塵機能があると安心して使うことができます。

ほかにも注目すべきポイントになるのが、サイズに関する問題です。大型のものだとバッテリーの用量が多いので、長時間の使用にも適しています。ただし大きいと性能が優れている一方で、持ち運びには適していません。動き回る現場の時には、大型のものは向いていないのです。あちこち動き回る場合には、持ち運びに便利な小型のものを選びましょう。

また無線機・トランシーバーを使うときに、静かな場所で使用するというケースも見られます。そのようなときには、イヤホンを装着して会話の音声が外部に漏れないようにすることも必要です。

さまざまな機能のものがあるからこそ、使う状況に応じた選択が求められます。多くの種類があると迷ってしまう方もいますが、1つずつ状況を整理していくことで適したものが見えてきます。使う場面を1つずつ整理して、状況に合ったものをレンタルできるようにしましょう。

 

設備工事業で使うために無線機・トランシーバーをレンタルするといっても、機種の選び方にはさまざまなポイントがあげられます。通信距離やメーカー、さらには使用する目的などの点を1つずつ整理して選ぶことが大切です。初心者で選び方がわからなければ、業者に使う目的を伝えておすすめを教えてもらいましょう。

設備工事におすすめの機種・メーカーの特徴

ここまで設備工事向けのトランシーバーの選び方について、ご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

設備工事では主に電気・水道・消防など生活インフラに関わる工事において、作業の指示出しや連携・安全管理・出水止水のタイミング調整・緊急連絡時に使用されます。選び方としては通信距離・メーカー・使用する具体的な状況を考慮して、製品を選ぶと良いでしょう。

また設備工事の際は本体、マイク共に防水性能の高い製品を選ぶと、破損しにくいためおすすめです。

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